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展示 | 年中行事

 

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館内1階の展示コーナーでは、日本の伝統文化を中心に、季節ごとの行事に関連した資料を集めて展示・紹介しています。

一月 睦月 : 正月にあたって親しみ睦み合って交誼を暖めるということから
●正月 ... 一年の初めの月だけを「正月」と別称で呼ぶのは、「お正月様(年神様)」という稲作に豊穣をもたらす神様が元旦にやってきて、1月14日に門松や正月飾りを積み上げて焼く「どんど焼き」の煙とともに帰っていくからだといわれています。年のはじめに五穀を司る作物神である年神様を迎え、もてなすことが正月行事の中心です。その準備は年末から行われ、門松を立て、注連縄をはり、鏡餅や神酒を供えておまつりします。新年に新しい霊魂を迎えるときに「おめでとうございます」という祝福の言葉を捧げます。新年の挨拶は、実は人に対してするものでなく、年神様という霊魂に対して発する祈りの言葉であったわけです。「新年おめでとうございます。」と言葉を交わすことで新しい年の豊穣と平和を年神様に祈っているのです。

●初詣 ... その年初めて氏神様にお参りすることです。初詣は昔、恵方(えほう・あきのかた)参りとも言われ、その年の干支に基づいた、最も縁起が良いとされる方向にある神社、あるいは仏閣に詣でると年神から福が与えられると考えられていたそうです。初詣は松の内にすませます。参拝の帰りに買う破魔矢や破魔弓の「破魔」は、魔を破るということで、悪魔を滅ぼし煩悩をなくす、つまり魔除けとしての意味をもった縁起物だそうです。

●七草粥 ... 正月7日の朝には七種―セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ(かぶ)・スズシロ(大根)の若菜を、粥に炊き込んで食べると、万病を払い、長生きするといわれています。また、正月のご馳走を食べて疲れた胃を休め、不足しがちな野菜の栄養を補う意味もあります。この日までを「松の内」といいます。


二月 如月 : あまりの寒さに着物を更に重ね着する、衣更着(きさらぎ)からきたという
●節分 ... 立春の前日のことを「節分」と呼び、災厄を祓うため「鬼は外、福は内」のかけ声のもと豆まきをし、鰯の頭を刺した柊の枝を門口に立てます。「豆まき」は室町時代に京の都に鞍馬山の鬼が出没して悪事を働き人々が困っていたとき毘沙門天のお告げでいり豆を投げつけて追い払ったという風習が儀式化したものです。豆まきの豆は「福豆」といい、年男または家の主人が「福は内、鬼は外」といいながら煎った大豆をまき、自分の年の数にひとつ加えて豆を食べると1年間病気にならないと言われています。まく豆は必ず煎ってある物を使います。生豆を使って、もし拾い忘れた物が芽吹くと良くない事があると言われているからです。

●針供養 ... 2月8日と12月8日の事の日に、あるいはどちらかに「針供養」をします。古い針や折れた針を、柔らかい豆腐やこんにゃくに刺して、長い間硬い布を縫ってきてくれた針の労に感謝し、同時に裁縫の上達を願うものです。そのほか、針を紙に包んで全国各地にある淡島神社に納めることもします。正月の事納めの日ともされ、蒟蒻・牛蒡・大根などを入れた味噌汁を作る風習もあるようです。

●バレンタインデー ... 「2月14日バレンタインデーに女性からチョコレートを贈る」というのは、日本独特の習慣で、「チョコレート業者の策略」という話は有名な話ですが、もともとのバレンタインデーの由来をご存じですか?由来は古代ローマのこと。3世紀、古代ローマ皇帝クラウディウスⅡ世のとき、強兵策の一環として若い兵士の結婚を禁じました。これに反発したキリスト教司祭バレンティノは、多くの兵士を結婚させましたが、皇帝の怒りをかい迫害を受けて殉教死します。バレンティノは愛の守護聖人となり、殉教した日が聖バレンティノの日として、愛の記念日になったといわれています。また、バレンティノが獄中で看守の娘と親しくなり、この娘は目が不自由でしたがバレンティノが祈ると奇跡的に目が見えるようになり、死ぬ前に「あなたのバレンティノより」と署名した手紙を娘に残したということです。これにちなんで2月14日に恋文を出すことが盛んになり、欧米ではバレンタイン・カードを送ることがさかんです。


三月 弥生 : 一年で一番たのしい季節であり、やよひは草木がいよいよおい茂る月であるから
●ひな祭り ... 女の子が産まれて始めての節句を「初節句」といい、嫁方の親が子供の身代わりとなって災いが降りかからない様に、という思いが込められた雛人形を贈ります。雛人形には、厄除けとなる「桃の花」、体から邪気を祓う為の「お白酒」、よもぎの香気が邪気を祓うといわれる「草もち」、人の心臓をかたどり子供の健康を祈る親の気持ちの現れの「ひし餅」、自分のかたわれでなければ絶対に合わないことから、女性の貞節を教えた「蛤〔はまぐり〕」などが供えられます。また、ひし餅や雛あられに見られる白・青・桃の3色はそれぞれ、雪の大地(白)・木々の芽吹き(青)・生命(桃)を表しており、この3色のお菓子を食すことで自然のエネルギーを授かり、健やかに成長できるという意味があります。雛人形は遅くとも3月中旬までに片付けた方が良いと言われています。「仕舞い遅れるとお嫁に行き遅れる」と言い、これは"片づけの出来ない娘はいいお嫁さんになれないよ"という意味で、年長者からの戒めの気持ちがこめられています。


四月 卯月 : 卯の花が咲く月であるので、うの花月といわれたことから
●春祭り ... 日本には昔から山の神、田の神さまを祭る風習がありました。今でもこの時期になると色々な春祭りが各地で行われます。この季節にお花見が行われるのは、この風習の名残だと言われています


五月 皐月 : 田植えのことを佐というから佐月、あるいは早苗(さなえ)月から
●端午の節句 ... 平安時代に中国から日本に伝わってきました。貴族社会だけの行事が、武家や庶民にも長い間に広がってゆきました。鯉のぼりは、中国の登竜門の故事に由来しています。黄河の上流の急な流れを鯉が上るということから、出世魚として考えられ、子供の立身出世の象徴として江戸時代から盛んに立てられるようになったそうです。菖蒲は、薬草として古くから珍重されてきました。「軒しょうぶ」と言って、ヨモギと対にして軒にさし、魔よけとして使われたりしました。或いは、お風呂にいれることで体をきよめ、疲れを除こうとしたのです。「勝負」「尚武/武事による徳を尊ぶ」と通じるとも考えられて、丁度この時期に咲くことから「世の中で負けないように、たくましく育て」という祈りをこめて飾られてきました。柏餅に使われる葉の柏の木は、新芽が出ない限り古い葉が落ちないそうで、このことから家が絶えない、後継者が絶えることがない縁起のいい木として考えられ、柏餅はすでに室町末期頃から、広く食べられていたそうです。


六月 水無月 : 田植えも済み、田毎に水をたたえているから水月(みなづき)
●衣替え ... 衣替えの週間は、宮中の行事として始まったものです。当時は、今と違って旧暦の4月1日と10月1日に行われていました。衣替えが6月1日と10月1日になったのは明治以降で、学校や官公庁、銀行など制服を着用する所では、現在もほとんどが、この日に行われています。和装では裏地のある袷(あわせ)から裏地のない単衣(ひとえ)になります。

●梅雨 ... 暦の上では、6月11日ごろが梅雨入りになります。農作物のためには恵の雨になる大切な時期です。つゆを「梅」の「雨」と書く理由は、梅の実が黄色く熟する季節の雨だからです。その梅が食されているのは、日本と中国だけ。梅は生で食べると毒性が強いので加工しなければならず、欧米の食生活には合わなかったようです。梅を使う数多い料理の中で日本人の知恵の結集といえるのが「梅干し」です。効用としては、梅に含まれるクエン酸が胃液の分泌を高めたり、胃酸と同じ働きをしたりします。また、殺菌力があるため胃の中をきれいにし、大腸内での良性の細菌の増殖を促進させるようにも働きます。梅雨の季節は体調がくずれ、夏は暑さで体がバテますが、これを乗り切るのに最適な食品といってもいいでしょう。

七月 文月 : 夜が長くて文を広げる月、略してふみづきという
●七夕 ... むかしは、機織りが上手だったという織女星(琴座のベガ)にあやかって、針仕事などの上達を願う行事でした。現在の七夕は、いくつかの中国や日本の行事が結びついて「七夕」が生まれました。
七夕と書いて"たなばた"と読むのは、「棚機つ女」からきているといわれています。むかしの中国では、織姫を祭って、女の子が針仕事の上達を願い事する風習がありました。それが日本にも伝わって奈良から平安の時代にかけて、宮中行事として行われるようになりました。江戸時代に入ると、寺小屋に通う子どもたちが字の上達を願い、短冊を笹竹につるすようになったそうです。一年に一度、七夕の夜に会うことが出来るという伝説がありますが、東京の晴天率はわずか18パーセントだそうです。


八月 葉月 : 木の葉が黄葉して落ちる月、葉落ち月から略してはづきという
●精霊流し ... 長崎市を始め、長崎県内各地でお盆に行われる伝統行事です。初盆を迎えた故人の家族らが、盆提灯や造花などで飾られた精霊船(しょうろうぶね)と呼ばれる船に故人の霊を乗せて、「流し場」と呼ばれる終着点まで運びます。精霊流しは毎年8月15日の夕刻から開催され、爆竹の破裂音・鉦の音・掛け声が交錯する喧騒の中で行われます。精霊船は山車(だし)を連想させる華美なものであり、見物客が集まる。「祭り」と誤解されることもあるが、あくまでも故人を追悼する仏教の行事です。長崎市の精霊流しは有名で、阿弥陀丸とか浄土丸などの名がつけられた豪華な精霊船が作られ、灯籠の火が港湾いっぱいに広がり美しい夜景をみせて、近年ではむしろ観光行事として発展しています。爆竹や花火は"魂の鎮魂のため"だそうです。ちなみに長崎での精霊船に係る花火代は、毎年1億円を超すといわれています。


九月 長月 : 夜が長いために夜長月という、菊開月、玄月、紅葉月ともいう
●十五夜 ... 旧暦8月15日の夜 は「十五夜」といい、この日に見える月は一年中で最も明るくて美しいとされ、とくに「中秋(ちゅうしゅう)の名月」と呼ばれています。もともとは平安時代に貴族の間で月見の宴が開かれていましたが、江戸時代になると次第に庶民の間でも定着しました。また、十五夜は別名「芋名月」とも呼ばれています。これは、日本人の主食が米でなく里芋を主食としていた頃、里芋が収穫される時期がちょうど旧暦の8月(中秋)だった為といわれています。従って、中秋の名月の夜にはお団子やすすきと共に、収穫されたばかりのきぬかつぎ(里芋)やさつま芋が供えられます。
 一方、旧暦9月13日の月を「十三夜」といい、この頃に食べ頃になる栗や枝豆を供えた事から、別名「栗名月」「豆名月」と呼ばれています。どうやらお月見は収穫を祝うお祭りの意味もあったようですね。
 本来のお月見は十五夜と十三夜の両方の月を愛でるものだそうです。どちらか一方の月しか見ない事を「片見月」と呼び、不吉なものとして忌み嫌われていたとか。
 十五夜には15個のお団子、十三夜には13個のお団子にそれぞれの時期にふさわしいお供物を添えて、輝く満月をゆっくりと愛でるのもまた風情があってよいものです。


十月 神無月 : 全国の神々が出雲大社に集まり、各地の神々が留守になるということから
●ハロウィン ... ハロウィンはヨーロッパを起源とする民族行事で、秋の収穫を祝い悪霊を追い出すお祭りです。毎年10月31日の晩に行われます。日本でもかなりイベントとして定着してきました。ちなみに日本で初めてハロウィンパレードを実施したのは原宿キディランドだそうです。アメリカでは子ども達の大晦日とも言われているとか・・・仮装して子ども達が " Trick or Treat " と言ってお菓子をねだるのは祭り用の食料をもらって歩いた農民の様子をまねたもので中世の名残だそうです。


十一月 霜月 : 霜のしきりに降るゆゑに霜降り月、略して霜月
●読書の秋 ... 晴れた秋の空はすがすがしいものですね。
秋は、スポーツの秋、味覚の秋、芸術の秋など、さまざまにいわれますが、なんといっても「読書の秋」でしょう!秋の夜長は、心しずかに考えごとをしたり、本を読んだりするには最適の時です。新刊書に目を向けてみたり、お気に入りの本を読みかえしたり...ぜひ館内の "本の森"を散歩しにいらしてみてください。きっとお気に入りの本に出合えると思います。読書の秋におすすめの本を展示しています。


十二月 師走 : 一年の終わりで皆忙しく、師匠でさえちょこちょこ走り回ることから
●クリスマス... 12月25日は、イエス・キリストの誕生を祝う降誕祭です。この日をお祝いする習慣が日本に入ってきたのは明治時代以降で、今では楽しいイベントのひとつとして定着しています。
イエス・キリストの誕生日は、聖書にも正式には書かれていません。ローマ帝国で昼が短いこの時期に太陽の祭りをしていたことから、四世紀ごろにクリスマスの日が決められたようです。日本では子どもたちがサンタクロースにプレゼントをもらう日という意味合いが強い日です。
サンタクロースはかつて小アジアで貧しい子どもたちにプレゼントをして慰問したという聖人セント・ニコラウスの名が、アメリカでキリスト教が広まるうちになまって、サンタクロースになったという説がありあす。
クリスマスツリーを飾るのが一般的になってきたのは19世紀頃、ツリーに使われるモミの木は、冬でも生き生きとしているため、太陽と生命のシンボルとされる常緑樹です。クリスマスカラーの赤はキリストが流した血の色から、白はキリストの純潔を表し、緑はキリストの永遠の生命を表すそうです。


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